夏炉冬扇抄
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人の心
どうしてこんなに苦しんだろうなぜこんなに悲しんだろうときに不幸な思いが襲ってくる。 何で自分だけがという思いどんどん奥深くへ心は得体の知らない化物になることもあ….
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いよいよ
いよいよ年の瀬、師走の月になりました。 12月8日は成道会、お釈迦様が悟りをお開きになった日です。 慈恵院では12月2日から3日にかけて、徹宵坐禅を行い、坐禅三….
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勘違い・・・
うっかりして思い違いをしていた、してしまったことなどありませんか? 世の中には「似て非なるもの」が多くあると思います。 自由とわがまま…一見すると、両者とも自分….
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酸漿招福(ホオズキしょうふく)
先日、食用の鬼灯(ホオズキ)をいただく機会に恵まれました。 爽やかな酸味と独特な甘さの鬼灯。 トマトと同じナス科ということもあり、ミニトマトがさらにフルーツに近….
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「私」とは?
日常のちょっとしたことに、一喜一憂してしまうことはありませんか? この季節でしたら、暑さ涼しさにげんなりしたり、嬉しくなったり。 私は猛暑の中にふとコンビニに立….
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夏炉
皆さん、次の諺をご存知でしょうか? 「所の法には矢は立たぬ」 意味は、その土地の定めは、例え不合理と思ってもそこに居る限り従うしかない。 また少しニュアンスが違….
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ふと思ったこと
夏がやってきました。みなさんいかがお過ごしでしょうか。 唐突ですが、私は汗っかきで暑さが苦手です。 温暖化の影響で気候の二極化が進んでいて、”日本では四季がなく….
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蚯蚓出
日本には、季節の移り変わりを四つに分けた四季、さらに一つの季節を六つに分けた二十四節季(ニジュウシセッキ)、さらに細かく分けた七十二候(シチジュウニコウ)があり….
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花鳥風月
桜も散り、青い芽吹き今年も春が終わり、新緑の季節が、、、 3月に執り行われた「春彼岸法要」も、新本堂で沢山の檀信徒、施主さんと無事執り行われ、 供養塔には、色と….
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供養への思い
人は生まれてからこの世を去るまでに、どれほどの人達と、またどれほどの生き物たちと出会い、そしてお別れすることになるでしょう。 身近では親族であり、一緒に暮した動….