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柿くへば

柿くへば 鐘が鳴るなり 法隆寺

正岡子規の有名な句ですが、慈恵院でも
夕方五時の閉門の合図で大鐘が五回鳴ります。

本堂の隣を見上げれば鐘楼があり、
閉門間際に来られた方は僧侶が
鐘を撞く光景をご覧になったでしょう。

ところで他の時間にも大きな音が響いてることに
気付かれた方はいるでしょうか?

木と木のぶつかり合う激しい音が
朝と夕に聞こえてきます。

最初は一定の間隔を置いて
カーン、カーンと。

一拍置いてからカーン、
カーンカーンカンカンカカカカと
濁流のように激しく。

その繰り返しが一分少々。

最後にひと際大きく一声カーン。

どこで誰が?

実は、境内の一画で僧侶が木の板に
木槌を叩き付けて鳴らしています。

木版を割らんがごとく必死です。

でも禅宗のお寺では自然な光景なんです。
では、何の為でしょうか?

この質問、事前に何人かに尋ねましたが
慈恵院の中でも知ってる人は少ないようです。

逆に禅寺のお世話になっている方や
日曜早朝に慈恵院に来られる方なら
言わずもがなな答えかもしれません。

ちょっともったいぶりました。では答えです。

答えは、『坐禅開始の合図』でした。

最後の音が鳴りますと禅堂(坐禅をする建物です)
の中で坐禅を取り仕切る僧侶が木製の鳴り物を
叩き、ここから坐禅は始まります。

坐禅終了の合図もまた鳴り物で人語は
読経を上げる例外を除きありません。

坐禅会に参加された経験のある方なら
すぐ分かったでしょうね。

今回はあまり知られてない事柄を取り上げてみました。

ちなみに慈恵院では毎週日曜日早朝に
坐禅会を開いております。

休会の時期もありますので
興味を持たれた方は事前にご連絡くださいませ。

宗務部 勇堂


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